Tim Hardaway Jr. to be a New York Knick !!


アンソニー・ベネットが1位指名され、ナレンズ・ノエルがまさかの6位、ネッツとセルティックスの間では大型トレードが成立と、サプライズ満載だった今年のNBAドラフト。しかし、言うまでもなく私にとっての最大の関心事はこちらです。





ニューヨーク・ニックスが24位でティム・ハーダウェイ Jr.を指名!! ドラフトコンバインやワークアウトで評価を上げていたとはいえ、1巡目指名は厳しいと思っていたので、24位とは驚きです。しかもニックス! なんか気持ちの整理がつきませんね。ティム Jr. が1巡目指名された(=保証契約が確定)ことは凄く嬉しいのですが、18年間ヒート一筋で応援してきた人間にとっては「Go Knicks !」ってシャウトすることへの抵抗感が半端ないのです!(笑) 来シーズンのヒートvsニックス戦、どっち応援すりゃいいのとか、いろいろ考えてしまいます。^^;


いや、まぁ、なんだかんだいっても凄く嬉しいのですが。ティム Jr.がついにNBA入りする日が来たことに感慨を禁じ得ません。


ティム Jr.がミシガン大に入学した2010年当時、ESPN の全米新入生ランキングでは93位でした。このあたりの順位にランクされた選手がNBA入りした例はほとんどありません。要するにNBAレベルの選手ではないと評価されていたわけです。しかし彼は、開幕戦からスターターの座に定着し、大学を去るまで1度たりともスターターの座を明け渡すことなく、チームの中心選手となりました。その集大成が今年のNCAAトーナメント。惜しくもファイナルで敗れたものの、ティム Jr.はチームリーダーとしてチームを牽引し、NCAAトーナメント準優勝の原動力となりました。


この活躍により、NBAスカウトからの評価を上げたティム Jr.でしたが、当初の指名順位予想は高くても2巡目前半、場合によっては指名されない可能性もあるという程度のものでした。しかし、ドラフトコンバイン(スリーをほとんどすべて決めたらしい。)やワークアウトで評価を上げ、昨日、ついに1巡目24位で指名されることとなりました。


こうやって振り返ってみると、ティム Jr.は常に周囲の低評価を覆してきたことが分かります。そしてついに夢の舞台に立つときが来たわけですが、まだスタート地点に立っただけとも言えます。ドラフト1巡目24位という指名順位さえも、後から振り返ってみれば低評価だったと言われるような活躍を期待せずにはいられません。


Go, Tim Hardaway Jr. !!