2015 NBAドラフトロッタリー


今年のNBAドラフトのロッタリーが行われ、ティンバーウルブズが全体1位指名権を獲得しました。上位指名の常連という印象が強いウルブズですが、意外にも1位指名権の獲得はチーム史上初。また、そのシーズンの最低勝率(1位指名権を獲得する可能性が最も高い)チームが1位指名権を獲得するのは、2004年のマジック以来、実に11年ぶりとのこと。ちなみにその年にマジックが1位指名したのはドワイト・ハワードです。また、もしウルブズが指名権をトレードせずに1位指名権を行使した場合、ウルブズにはここ3年のドラフト1位指名選手(アンソニー・ベネット、アンドリュー・ウィギンズ)が所属することになりますが、これはNBA史上初だそうです。


今年は久々にヒートもドラフトロッタリーに参加することとなりましたが、残念ながらトップ3の指名権は獲得できず。といっても、1位指名権を引き当てる確率はわずか1.1%でしたし、ロッタリーの結果ヒートの指名権が11位以下になった場合は指名権をシクサーズに譲らなければならなかったので、結果的に成績順と同じ10位指名権を獲得できたので上出来でしょう。最近では、ポール・ピアースエディー・ジョーンズジョー・ジョンソン、ポール・ジョージ、ブルック・ロペスらが10位で指名されており、掘り出し物の選手が残っている可能性も十分にある指名順位です。ヒートのチーム史上では、カロン・バトラーとカート・トーマスが10位指名です。


NBAドラフトの開催は現地時間の6月25日。今年はどんなドラマが生まれるのでしょうか。