Stephen Curry Rises


NBAの14-15シーズンはウォーリアーズの40年ぶりの優勝で幕を閉じました。私が本格的にNBA観戦を始めたのが94-95シーズンで、今季でちょうど20年になりますが、その間でウォーリアーズが50勝以上をあげたのはここ2年のみ、プレイオフに進出したのはここ3年を除けば1回しかありません。優勝争いどころかプレイオフ争いにも長らく無縁だったウォーリアーズが優勝を果たすとは、時代の流れを感じずにはいられません。


2009年のNBAドラフトでステフ・カリーが全体6位でウォーリアーズに指名されたのが6年前。その直前の08-09シーズンでのチーム成績は29勝53敗。あの時点で、6年後にカリーがラリー・オブライエン・トロフィーを掲げる姿を想像できた人は少なかったでしょう。ドアマット時代から応援し続けてきたファンにとっては、今回の優勝は感慨もひとしおでしょうね。


カリーの活躍により、彼のカードの価格もここ2〜3年は値上がり傾向が続いてきましたが、今季のチームの大躍進とシーズンMVP獲得、そしてNBA制覇を達成したことにより、価格は一気に高騰しています。高額なRCだと7000ドルを超える価格で落札されているものもあり、今後さらに高価な値段がつく可能性もあるでしょう。



もしかすると私の手元にも何かあるかもと思って自分のリストを検索してみたら、エディ・カリーのカードが大量ヒットしました……。 orz



こういうカードの価格高騰は時々あります。もっとも極端な例が、「リンサニティ」として知られるニックス時代のジェレミー・リンの大ブレーク。最近では、ハッサン・ホワイトサイドのRCオートが一気に値上がりしたこともありました。こういうことが起こると「昔からその選手を集めているコレクターさんは大変だなぁ」と思いながら眺めているのですが……実は、今回のカリーのカードの価格高騰は私にとっては他人事ではなく、非常に大きな懸念事項となっています。カリーコレクターでもないのでなぜ?と思われるかもしれませんが、その理由は……



ウォーリアーズ繋がりでティムとカリーのデュアルオートが発行されるとやばい。 (((( ;゚Д゚)))



ジュニアとのデュアルオートの値段が高いと愚痴っていた頃が懐かしい……完全にレベルが違います。


かたやドリブラー、かたやシューターというイメージが強い2人ですが、ウォーリアーズに所属する(した)得点力のあるPGという共通点があるため、既に何枚かデュアルカードが登場しています。



 


こちらは 09-10 Panini Threads より、Generations。右がパラレル版で100シリ。




さらにオート入りバージョンもあり、こちらは50シリ。入手当時はカリーとのデュアルのおかげで値段が高いと文句をたれていましたが、今思えばかわいいものでした……。



 


続いては 12-13 Panini Elite Series より、Passing the Torch Autographs。25シリの両面デュアルオート。このブランドは価格が高すぎて不人気だったこともあり、市場での流通量が低くめったに見かけません。今だとかなりの値段が付きそう……。



 


最後にご紹介するのは 13-14 National Treasures より、Spanning Time Dual Signatures。ベース版が49シリ、パラレル版の Gold が10シリ。私が入手した時点でも既にそこそこの値段がついていたものの、今とは比べ物になりません。Gold の方は幸運にもかなり安い値段で落札できたのですが、今だとその倍額を出してもベース版の方を落札するのも厳しいという状況です。


幸いにも、現時点で発行されているティムとカリーのデュアルカードはすべて入手済となっています。こうやって振り返ってみると、早めに入手しておいてよかったとつくづく思いますね……。^^; そして、今後のことを考えると不安になります。



Flawless で5シリデュアルオートとかリアルにありそうで怖い! (((( ;゚Д゚)))



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(´-`).。oO( 死亡フラグを自ら立ててしまった……