R3TURN


トレードデッドライン当日、今年も多くのトレードが成立しましたが、私にとっての最大のニュースは間違いなくこちらです。





ドウェイン・ウェイド、ヒートに復帰!



ウェイド自身が引退するときにはマイアミに戻りたいという思いを公言していたので、将来的なヒート復帰の可能性はあると思っていましたが、まさか今年のトレードデッドライン当日にそれが実現するとは……! このニュースはツイッター上で「#R3TURN」のハッシュタグとともに拡散し、ヒートファンベースはたちまちお祭り騒ぎ状態に。ウェイドがマイアミでどれほど大きな存在だったかを再認識させられました。


私自身もいろんな思いが溢れてきて、言いたいこと書きたいことはたくさんあるのですが、こういうときは気持ちの整理がなかなかできなくて文章をまとめるのが難しいので、ここで書くのはやめておきます。そのかわり、ツイッターから拾ってきたウェイド復帰に関連する画像をいくつかご紹介しようと思います。





こちらはヒートの公式アカウントのツイートから。カーペットの下に鍵が隠してあるという画像ですが、これはウェイドがブルズに移籍した際に、ヒートがウェイドに「鍵はマットの下に置いておく。いつでも帰りを待っている。」というメッセージを送ったことに繋がっています。つまり「約束どおりマットの下に置かれていた鍵を、帰ってきたウェイドが拾い上げる」シーンを表しています。それを理解した上でこの画像を見ると感慨深いものがあります。





マイアミの街も復帰歓迎ムード一色に。上の写真では、マイアミ・デイド郡という地名が「マイアミ・ウェイド」に改められています。





ヒート復帰のニュースが流れてから、復帰戦の着用ジャージとなるマイアミ・ヴァイス版のジャージに注文が殺到し、あっという間に品切れに。ちなみに私も、衝動買いする気満々でヒートストアを覗いたけど既に売り切れで買えなかったうちの1人です。(笑)





復帰戦となったバックス戦。試合前のハドルでは早くもリーダーシップを発揮。スポールストラHCもチームメイトも「ウェイドがいるだけでチームの雰囲気が変わった」とコメント。ヒートはこの試合の前まで5連敗中。





第1Q途中、ウェイドの名がコールされると、観客席は総立ちのスタンディングオベーション。何度見ても鳥肌もの。





試合時間残り30秒、バックスの猛追を受けて点差が縮まり、スティールからの速攻を許したシーンで、ブレッドソーのショットをブロック! これが決まっていれば2点差で、大逆転負けもあり得た状況だっただけに、試合の流れを決定づけるビッグプレイでした。終盤にウェイドを試合に戻したスポールストラの采配は見事に的中。





ヒートはウェイドの復帰戦を白星で飾り、連敗を5でストップ! 写真は第1Qに復帰後初得点のスリーを決めたシーン。この日は結局得点はこの3点のみで、チームメイトとの連携もまだまだという感じでしたが、今後は数字も伸びていくはず。全盛期のように1人で試合を支配するような力はなくても、プレイオフを目指して戦うチームの精神的支柱として大きな戦力となってくれるでしょう。1年半ぶりに帰ってきたマイアミの地での躍動を期待せずにはいられません。


Welcome back Dwyane !! Go Heat !!