決戦


オハイオステイト 67-60 ジョージタウン

フロリダ 76-66 UCLA


私が望んだ通りの結果になりました。今年のカレッジフットボールNCAAファイナルと同じ因縁の顔合わせ。こんなことが本当に起こってしまうとは……。凄い戦いになりそうです。


今年のカレッジフットボールのファイナルが行われる直前、私はファイナルの開催地フェニックスにいました。NBA観戦旅行の最後の滞在地だったフェニックスが、偶然にもカレッジフットボールのファイナル開催地だったのです。街は完全にお祭りムードで、街中は赤と青の二色(オハイオステイトとフロリダのチームカラー)に二分されていました。道を歩いていても、ホテルのロビーで休憩していても、目に入ってくるのは赤と青の服ばかり。街全体の異様なまでの盛り上がりに圧倒されました。


結果は、下馬評で不利とされていたフロリダの勝利。オハイオステイトファンの落胆たるや相当なものだったでしょう。……が、わずか3ヶ月後に、こんな形で雪辱の機会がやってこようとは。なんという巡り合わせでしょうか。


しかも、今回の対戦は単にカレッジフットボールのファイナルの再戦というだけではありません。レギュラーシーズンをランキング1位で終えたオハイオステイトと、昨年の覇者フロリダという、カレッジバスケの頂点を決めるにふさわしい顔合わせです。


オハイオステイトが1960年以来、47年ぶり2度目の優勝を飾るのか、それとも昨年初優勝のフロリダが連覇を果たすのか? 決戦は現地時間の4月2日。カレッジバスケ史上に残るような名勝負になる予感がします。