トレードの噂


パット・ライリーHCが今後3年間、引き続きチームの指揮を執ることを明言しました。続投表明が遅れていたので、開幕前に辞任するんではないかと心配していましたが、とりあえずこれで一安心です。


オフの補強はというと、ペニーとの契約以降は相変わらず動きがありません。ピートラス獲得へ向けた交渉は引き続き行われていますが、ペニーとの契約によってややトーンダウンした感じもします。SFについてライリーは、来季のスターターはウォーカーかライトが務める可能性もある、とコメントしています。無理をしてまでSFを獲得することはない、という意思表示ともとれる発言です。個人的には、そろそろライトにブレイクしてほしいと願っているのですが……。


一方で、少し前に噂にあがっていたマイク・ビビー獲得の話がここへきて再燃しているようです。ヒートからのトレード要員にはジェイソン・ウィリアムスの名前が挙がっていますが、1対1ではキングス側に得がなくなってしまうので難しいでしょう。キングスとしては、ビビーに加えてケニー・トーマス、アブドゥル・ラヒームあたりを放出して、見返りにジェイソン+ユドニスを欲しがっているようです。ただ、ヒートとしてはユドニスの放出は避けたいところ。上記条件でのトレード成立は厳しいでしょう。ヒート側から代案を提示するとすれば、ビビー←→ジェイソン+ドレアク+ドラフト指名権といった内容も考えられます。ジェイソンもドレアクも来季で契約が切れるので、キングスとしては来季終了後のサラリーキャップに余裕ができるというメリットがあり、キングス側が譲歩すればトレードはまとまるかもしれません。


まぁ、キングスとのトレード話は今のところ噂の域を出ないので、実現の可能性がどの程度あるのかは分かりません。しばらくは、水面下で進められている交渉の進展を待つしかないのが現状です。