破られた沈黙


ESPN のトップページに踊るタイトルとヒートのチームロゴを見た瞬間、思わず大声をあげてしまいました。


ヒートがドウェイン・ウェイドクリス・ボッシュと契約へ


ついに! 世界中のヒートファンが心待ちにしていた吉報がもたらされました! 記事がアップされたのはつい先ほどのようで、現時点ではチームや両選手からの正式なコメントはないようですが、ESPN の報道を受けて、マイアミヘラルドも一面のトップニュースとしてこの記事を伝えています。


いやぁ……よかった……。一時は、ウェイドのブルズ移籍を本気で覚悟していただけに、歓喜というよりも安堵の気持ちでいっぱいです。ウェイドがいなくなったら、フランチャイズ自体が崩壊することは必至でしたから……。さらにボッシュ獲得。もう何も言うことはありません。


NBAのルール上、ボッシュがヒートと直接契約すると、契約の上限は5年96ミリオン。これに対し、ラプターズとのサイン&トレードが成立すれば、上限は6年125ミリオンになります。ラプターズはヒートとのサイン&トレードを行う意思はないと伝えられてきましたが、ボッシュがヒート入りを決断したとなれば、無償でボッシュを失うよりもサイン&トレードを選択するかもしれません。サイン&トレードの話がまとまれば、ヒートからはビーズリー+チャルマース+ドラフト指名権が放出されるものと思われます。というか、ヒートにはビーズリーとチャルマースしかいないわけですが。(笑)


そこで気になることが一つ。もしヒートがビーズリーを放出すれば、ウェイド、ボッシュに加えてもう1人、FA選手とマックス契約を結べるわけですが……ひょっとして、レブロンも……? レブロンは、現地時間8日午後9時(日本時間9日午前10時)に放送される ESPN の番組内で、契約先を明らかにすると言われています。ウェイドとボッシュのヒート入りが、レブロンの決断にどう影響するのでしょうか? レブロンまでヒートに来ちゃったらとんでもないことになりますが、チームとしてのバランスを考えると、ウェイドとボッシュの脇を固めるサポーティングキャストを獲得することの方が先決な気がします。ボッシュの控えとして、是非ともユドニスと再契約を……。


まぁ、今後のヒートの動きも気になるところですが、とにもかくにも、ウェイド残留という喜ばしいニュースを聞くことができて本当によかったです。世界中のヒートファンの皆さん、今夜は共に祝杯をあげましょう。