探し求めること十余年


突然ですが、カードコレクターの皆さんにとってカード収集の一番の楽しみとは何でしょうか? 「ボックスを開けていいカードを引くこと」という人が多いかもしれません。私にとっては「トレードを通じてコレクターの輪を広げていくこと」と「長らく探し続けたカードを手に入れること」といったところでしょうか。


特にカード収集歴が長い人であれば、ずっと探し続けたカードを入手することの喜びに共感していただけるのではないかと思います。私もティム・ハーダウェイのカードをメインで収集し始めて早15年近くになり、おかげさまで大半のカードを入手することができましたが、コンプリート率が100%に近づけば近づくほど、必然的に残っているカードが極めて入手困難なものばかりになってきます。それだけに、長らく探し続けてきたカードを入手できたときの喜びもひとしおです。


つい先日、そんな「長らく探し続けた」1枚を手に入れることができました。最近発行されたカードを除けば、ティムの未所有カードを入手すること自体かなり久々です。その1枚がこちら!




1994 Skybox USA Gold #61



キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


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1994 Skybox USA のパック1パラレルで唯一未所有だった #61! 市場価値は高く見積もってもせいぜい5ドルといったところでしょうが、そんな1枚を探し続けて10年以上……小学1年生が大学生になるぐらい探し続けてきたと考えると、どれだけ時間かかったんだって話ですよ! この Gold パラレルを入手するために個人輸入で Skybox USA をケースで買ったりもしましたが、#61 だけが長らく未所有のままでした。そんな1枚をついに入手。いやぁ、これはほんとに嬉しいです。eBay で競り合う相手もほとんどおらず二束三文の価格で落札できましたが、入札額が落札額の50倍以上の額だったことを出品者は知る由もありません。(笑)


ちなみに、昨年の年始に「ティム・ハーダウェイ熱烈希望カード トップ10」という記事を書いたのですが、ランクインした10枚のうち1年間で入手できたカードは、今回の1枚を含めて2枚。この数字を多いと見るか少ないと見るかは人によるでしょうが、ランクインしているのがどういうカードかをご存知の方であれば、2枚というのは悪くない数字だということをご理解いただけるのではないでしょうか。