個人的思い入れで選ぶ All-Time Miami Heat Team


私がマイアミ・ヒートの応援を始めて早18年。人生の半分以上をヒートファンとして生きてきたということになります。そう考えると、なんと時の経つのは早いのかと思ってしまいますね。当時は高校生だったな。(遠い目)


さて、今日は18年間応援してきたヒートへの思いを込めて、個人的思い入れで選ぶ All-Time Miami Heat Team 選んでみたいと思います。あくまでも私個人の思い入れのみが選考基準ですので、客観的に個人成績やチームへの貢献度を考慮したものではありません。また、私がヒートを応援し始めた95-96シーズン以降にヒートに所属した選手のみを対象としています。一応、ポジション別で 1st Team から 3rd Team まで選んでみましたが、全体的にフォワードが溢れ気味だったので 3rd Team で無理やり調整しています。(笑)


まずは 3rd Team …の前に、惜しくも選外となった選手達、の一部。(カッコ内は所属年。以下同。)


Shaquille O'Neal (04-08)
Isaac Austin (96-98)
Dorell Wright (04-10)
Jamal Mashburn (96-00)
Voshon Lenard (95-00)
Rasual Butler (02-05)
Jason Williams (05-08)
Shawn Marion (08)


何といっても悩んだのはシャック。間違いなく初優勝の最大の功労者ですし、そのことに対する感謝の思いも持っています。ただ、シャックを獲得するためのトレードで放出されたメンバーが誰かということを思うと……申し訳ないと思いつつも選外としました。


それでは、以下が選考結果です。<3rd Team>
G : Dan Majerle (96-01)
F : LeBron James (10-)
F : Anthony Mason (00-01)
F : James Posey (05-07)
C : Chris Bosh (10-)


はい、全員フォワードといっても差し支えないこのメンツ。(笑) レブロンをガード枠に入れるのはさすがに違和感があったので、フォワード枠1増で無理矢理感満載です。マーリーとメイスンは 2nd Team にしようかかなり迷いましたが、紙一重の差でこちらに。レブロンボッシュも 3rd Team 止まりですが、2nd Team 以上のメンバーへの思いが大きすぎるのでやむなしの結果に。<2nd Team>
G : Dwyane Wade (03-)
G : Keith Askins (90-99)
F : Caron Butler (02-04)
F : P.J. Brown (96-00)
C : Brian Grant (00-04)


ブラウンはメイスン、アスキンスはマーリーとの争いを制して 2nd Team 入り。グラントはフォワード枠で 1st Team 入りも考えましたが、悩んだ結果僅差でこちらに。バトラーは怪我もあって本領を発揮する前にトレードされてしまいましたが、当時のチームへの思い入れは半端ないので 2nd Team は不動です。アスキンスは守備の人というイメージが強く地味な選手でしたが、現役時代から密かに大好きでした。30代後半で引退後、すぐにヒートのACに抜擢され、長らくACを務めています。現地観戦の際に、わざわざ警備員にお願いして貰ったサインは一生の宝です。(NBAカードでもサインは1枚も書いていないはず。) そしてウェイドも 2nd Team 止まりとなってしまいましたが、1st Team のガード枠につけ入る隙がなさすぎなので仕方ありません。<1st Team>
G : Tim Hardaway (95-01)
G : Eddie Jones (00-05, 07)
F : Lamar Odom (03-04)
F : Udonis Haslem (03-)
C : Alonzo Mourning (95-03, 05-08)


1st Team に関しては今更コメントすることもないメンバーですが、唯一悩んだのはオドムとグラントのどちらを 1st Team に入れるかという点。グラントという選択肢もありましたが、オドムに対する思いというのも特別なものがありまして。在籍は1シーズンのみでしたが、ドアマット脱却の礎を作ってくれた選手だと思っていますし、現地観戦で目のあたりにした30得点、19リバウンド、11アシストというトリプルダブルの鮮烈な記憶は今でも色褪せません。ヒート入りが決まったときは本当に嬉しかったなぁ。マブスでの不本意なシーズンによって株を落としてしまった印象はありますが、私の中では今でも、いつかヒートに帰ってきてほしいと願っている選手です。(カロン・バトラーもですが。) そして、エディー・ジョーンズ。彼とグラントは、ヒートがドアマットへと転落していく時期にチームを支えた選手でした。巨額契約のせいでいつもチームの不調のA級戦犯扱いでしたが、どの試合でも手を抜かずにチームを引っ張った姿を当時からのヒートファンは忘れていません。


こうやって振り返ってみると、今までのいろいろな出来事が思い出されますね。ほんとにいろいろあったなぁ、と。90年代後半以降は、毎年失意のどん底に突き落とされてシーズンを終えることの繰り返しでしたし、その後はドアマットに沈んだ時期もありましたが、それでもずっとヒート一筋で応援し続けてきてよかったなと思います。おかげで優勝の歓喜を味わうこともできましたし。今度は、個人的に印象に残っているヒートにまつわる出来事トップ10でも書いてみようかな。