カナダの地に立つ


サンフランシスコから約5時間のフライトを終えてトロントに到着した頃には、午後7時をまわっていました。(サンフランシスコとの時差は3時間) さすがに疲れていましたが、いよいよ観戦旅行の本格的な幕開けだと思うと心が躍ります。


トロントでの滞在は1週間。前半は、妻の友人夫妻の自宅に泊めてもらうことになっています。妻とその友人は高校時代の同級生で、カナダ人の旦那さんと結婚して2年前にカナダに移住したとのこと。


荷物を受け取ってロビーに出ると、妻の友人の旦那さん・マイク氏が「○○さん」と日本語で書かれた紙を掲げて出迎えてくれました。………が、私も妻もまったく気づかずにスルー。(笑) 呼び止められてようやく気づきました。「この日本語、変ですかねぇ」と若干へこみ気味のマイク。いや、申し訳ない、気づかなくて。漢字はたしかにちょっと変だったけど。(笑)


マイクの自宅はトロントの隣町であるウィットビー (Whitby) にあり、そこに5日間泊めてもらうことになります。ウィットビーまでは車で30分。とりあえず空港を出て駐車場へ向かったわけですが、ここで予期せぬ事態が。


…寒くない!


氷点下10度以下の極寒の地と予想して防寒アイテムを買いそろえてきたのですが…午後8時を過ぎているのに気温は1度ぐらい。北海道よりもはるかに暖かいです。どうなってんのよ、これ! マイクに聞いてみると、今年は近年稀にみる暖冬だとか。えー。どれだけ寒いのかとかなりビビってたんですが、ここまで暖かいとそれはそれで残念です。(笑)


マイクは日本在住10年ということもあり、流暢な日本語でトロントやウィットビーについて話してくれました。ちなみに彼は、トヨタ・カナダの社員とのこと。右車線を走る車に違和感を覚えつつも、いろいろと話していたらほどなくウィットビーに到着しました。


マイクの自宅に無事到着し、妻と友人との感動の再会…かと思ったら、既に寝てるとのこと。(笑) 早いですね、まだ9時なのに。(笑) 我々もさすがに疲れ果てていたので、この日はシャワーだけ浴びて就寝。時差も含めて長い1日だった12月21日がようやく終わりました。