記録ずくめの夜


エディーが1年半ぶりにヒートに復帰した昨日のヒートvsキャブス戦。怪我で戦線離脱していたシャックとレブロンも戦列に復帰しましたが、主役となったのはウェイドでした。試合時間残り8分で12点のビハインドという状況から、1人で残りのチームの得点のほぼすべてを荒稼ぎ。試合終盤は、シャックがファールアウトしたこともあり、ヒートのオフェンスのほとんどすべてがアイソレーションでウェイドの1 on 1でした。(笑) それはそれで戦術的にどうなんだろう…とも思いましたが。


なお、ウェイドはこの日、同時に3つのフランチャイズ記録を達成しています。第4Qでの24得点、1試合でのFT成功数23本……そしてターンオーバー12個。(笑) 最初にボックススコアを見たとき、一瞬トリプルダブルとか思ってしまいましたよ。(笑)<実際にはリバウンドもアシストも一桁なんですが。 ちなみに最多ターンオーバーのNBA記録は、ジョン・ドリュー(1978年)とジェイソン・キッド(2000年)が記録した14個です。


また、ウェイドはこの日、24本中23本のフリースローを決めましたが、試合終盤に唯一失敗した1本を決めていれば、1試合で失敗なしで成功させたフリースロー数24本のNBA新記録を達成できるところでした。(現在のNBA記録はドミニク・ウィルキンスによる23本)


まぁ、記録はともあれ、エディーの復帰とヒートの勝利という、ヒートファンにとっては最高の試合となりました。シャックも帰ってきたし、ここからの巻き返しに期待したいところです。というか、巻き返してもらわないと困ります。Go, Heat !!