ヒートがPGのパーカーを獲得


……と言っても、もちろんトニー・パーカーではありませんが。(笑)


ヒートは、レイカーズからFAになっていたスマッシュ・パーカーと2年契約で合意しました。これで、シーズン終了以来まったく進んでいなかった補強は、とりあえず一歩前進しました。


しかし、スマッシュ・パーカーってPGだったんですねぇ、と今さらながら思いました。レイカーズ時代のプレイをじっくり見たことはないのですが、時々ESPNのハイライトに出てくる映像を見る限りではSGにしか見えないんですが。(笑) 実際、大学時代はSGでしたし。ヒートではジェイソン・ウィリアムスのバックアップを務めることになるでしょうが、ウェイドのバックアップとしてSGのポジションに入る時間帯も増えるかもしれません。


さて、とりあえず今オフ初めての補強を行ったヒートですが、今後も引き続きFAやトレードでの補強を模索していくことになるでしょう。パーカーの加入により、PGはジェイソン、パーカー、クインの3人体制になったため、PGの補強はこれで一段落と考えていいでしょう。今後は、SFの獲得が最優先課題となります。


現在、サイン&トレードでポージーを放出し、ウォーリアーズからピートラスを獲得するというトレードを交渉中のようです。ピートラス自身もヒート入りを希望しており、ウォーリアーズ側もポージー獲得に興味を示していることから、金銭面で折り合えばトレードが成立する可能性はあります。ヒートとしても、FAとなったポージーを無償で失うことは避けたいところでしょう。ポージー放出によるディフェンス面の弱体化というデメリットはありますが、ライリーHCはウェイドとシャックに続く得点源が必要だと考えており、高い身体能力を持ちシュートレンジも広いピートラスの獲得は、ヒートにとっては悪くない補強だと思います。交渉の進捗状況が気になるところです……。