開幕ロスター争い


今日のグリズリーズ戦にも負けて、プレシーズン開幕6連敗となったヒート。ウェイド、シャック、ゾーら主力選手が軒並み欠場とあってはやむを得ませんが、開幕までに主力選手のコンディションがどれぐらい整うのか非常に心配なところです。


ところで、主力選手が欠場続きの影響で、プレシーズンでは若手選手の出場時間が増えています。その多くはドラフト外入団のルーキー達ですが、まずまずの活躍を見せている選手もおり、誰が開幕ロスターを勝ち取るかにも注目です。若手選手のプレシーズンでの成績を見てみると…


ブライアン・チェイス(5-10、G、ドラフト外ルーキー)
6試合 18.2分 FG 52.5% 3pt 50.0% 9.5得点 1.8リバウンド 1.8アシスト


ジェレミー・リチャードソン(6-7、F、2年目)
5試合 19.8分 FG 40.0% 8.4得点 2.2リバウンド 1.6アシスト


マーカス・スローター(6-9、F、ドラフト外ルーキー)
5試合 18.2分 FG 46.7% 7.2得点 4.2リバウンド


デイクァン・クック(6-5、G、ドラフト21位指名)
5試合 22.2分 FG 31.3% 3pt 33.3% 7.2得点 2.0リバウンド 1.2アシスト


デヴィン・グリーン(6-7、G/F、2年目)
5試合 22.2分 FG 56.5% 3pt 55.6% 6.6得点 1.6リバウンド


ジョエル・アンソニー(6-9、C、ドラフト外ルーキー)
4試合 14.8分 FG 80.0% 5.3得点 3.5リバウンド 1.5ブロック


アール・バロン(7-0、C、3年目)
6試合 15.5分 FG 38.5% 4.5得点 3.8リバウンド


アレクサンダー・ジョンソン(6-9、F、2年目)
3試合 15.3分 FG 50.0% 3.7得点 4.3リバウンド


こんな感じになっています。開幕ロスター枠は15人。ウェイド、シャック、ユドニス、ジェイソン、ゾー、スマッシュ、ライト、ウォーカー、ドレアク、クック、クイン、シミエンまでは確定でしょう。また、怪我で出遅れたものの今日のグリズリーズ戦で先発出場したペニー・ハーダウェイの開幕ロスター入りもまず間違いないでしょう。となると、ここまでで13人で残りの枠は2人。


うーん、あと2人は難しいところですね。今年で3年目を迎えるバロンはたぶん残ると思ってたんですが、なんか数字を眺めてみると微妙ですねぇ。成績面ではチェイス、スローター、リチャードソンあたりが半歩リードという感じでしょうか。今日のグリズリーズ戦では、チェイスが19得点、4アシスト、リチャードソンが15得点、4リバウンドの活躍を見せており、開幕ロスター争いは激しさを増してきました。


今では不動のスターターの地位を得たユドニス・ハズレムも、4年前には彼らと同じドラフト外ルーキーでした。今年の若手選手の中から、第二のユドニスが現れてくれることを期待したいところです。