ティムコレクション お気に入りランキング


前回の日記に対する反響が予想以上に大きかったので、気を良くして今回もティムコレクションについて書かせてもらいます。(笑) 1000枚を越えるティムコレクションの1枚1枚が私にとって宝物ですが、今回はその中でも最も気に入っているカードをランキング形式で紹介します。(カード名をクリックすると、そのシリーズの画像一覧をご覧いただけます。)


10位  00-01 Upper Deck / Game Jerseys Patch Gold



発行されているティムのカードで唯一のパッチカードです。ノーマル版ジャージは存在しないため、このデザインのカードは25枚しか存在しません。京都の某ショップでお客さんが引かれたものをお店で買い取ってもらい、購入することができました。



9位  97-98 Skybox / Star Ruby



レギュラーパラレル全盛期だった97-98シーズンに発行されたものの中でも、特に人気の高いシリーズです。50枚限定。Star Rubyは98-99シーズン以降も発行され人気を博しましたが、デザインの秀逸さでこの年を上回るものはなかったと思います。



8位  98-99 Skybox Thunder / Super Rave



このブランドには、ロックアウトでシーズンが短縮された影響でRCがまったく入っていません。そのため、ボックスの生産数の多さに反してカードの流通量が極端に少ないのが、このブランドの特徴です。Super Raveは25枚限定ですが、選手別で収集されているコレクターなら、その入手難度はお分かりでしょう。デザイン面では前年に発行された97-98 Z-Forceの方が上だと思いますが、入手難度の高さもあって思い入れのあるカードです。ちなみに、ジャージナンバーのオマケ付きです。



7位  99-00 Skybox Apex / Xtreme



ちょっとマイナーなブランドからランクインしたこのカードは、限定1枚のレギュラーパラレルです。50枚限定のXtraのデザインは大したことないのですが、Xtremeはデザイン的にも素晴らしい出来です。やはり、1of1を作るからにはこれぐらい凝ったデザインにしてほしいものですね。ebayで入手したので値は張りましたが、世界中で自分しかこのカードを持っていないというのは、やはり気分のいいものです。(笑)



6位  00-01 SP Authentic / BuyBack


 


コレクター泣かせの極悪極小シリアルで知られる00-01 SP Authentic BuyBackです。当初は40枚限定のものだけだと思っていましたが、よくよく調べてみたら、実は9種類もあることが判明。しかも限定枚数が、2枚、2枚、4枚、5枚、7枚、7枚、7枚、17枚、40枚。そのことを知った時は呆然としてしまいましたが、今では未所有は2枚、7枚の2種類のみというところまでこぎ着けました。我ながらよく頑張ったと思います。(笑) おそらく、2枚限定のものがティムコレクションのフルコンプリートへの最大の難関になるでしょう。2枚ともティムコレクターの手に渡っていないことを願うばかりです。



5位  97-98 Metal Universe / Precious Metal Gems Red & Green


 


先日の日記でも紹介したこのカードは、100枚限定のレギュラーパラレルのうち、最初の10枚がグリーン、残りの90枚がレッドとなっています。レギュラーパラレルに限れば、おそらくNBAカード史上で1、2を争う人気を誇っており、グリーンは選手別コレクターにとって垂涎の1枚です。デザイン面でのインパクトも、良くも悪くも強烈です。(笑)



4位  98-99 Ultra / Masterpiece



Gold & Platinum Medallionのレギュラーパラレルで人気を博したUltraから、再び限定1枚のカードがランクインです。パラレルのデザインでは97-98シーズンのものが一番秀逸だと思いますが、やはり1of1には勝てません。1of1=紫というイメージが強いのは、UltraやFlair Showcaseの1of1によるところが大きいと言えるでしょう。紫最高!(笑) フロアを上から見下ろした写真の構図もユニークで気に入っています。



3位  96-97 Skybox / Autographics


 


NBAカードに「直筆サインカード」という概念を持ち込んだ、NBAカード史上に残る歴史的なインサートシリーズです。今でこそ1パックに1枚のサインカードが出るブランドは珍しくありませんが、当時のオッズは1:72。しかも青インクで書かれたものはさらに限定枚数が少なく、コレクターにとっては垂涎の的でした。その後、多くのサインカードが発行されたことで、ベケット価格も随分下がりましたが、やはりこのシリーズが持つ重みは別格です。このデザインを見るとかつての思い出が蘇る方も多いのではないでしょうか。



2位  96-97 Flair Showcase / Legacy Collection



Autographicsがサインカードの元祖なら、こちらはシリアルナンバー入りパラレルの元祖です。限定枚数は150枚。今では、限定150枚のカードは珍しくもなんともないという印象を受けますが、当時のコレクターにとっては衝撃的な数字でした。青く輝く文字の美しさが、レギュラーカードのデザインの秀逸さをさらに引き立てており、否のうちどころがない素晴らしいデザインだと思います。



1位  97-98 E-X2001 / Essential Credentials Now & Future


 


カードのデザイン、美しさ、質感、どれをとっても素晴らしいの一言に尽きます。私の中では文句なしの1位です。このシリーズのユニークなところは、80種類あるレギュラーカードの通し番号によって限定枚数が異なっていることです。例えば、カード番号が1番のグラント・ヒルは、Nowが限定1枚、Futureが限定80枚。レギュラーカードの通し番号が1つ増えるごとに、Nowの枚数は1枚増え、Futureの枚数は1枚減ります。ティムは54番なので、Nowは54枚、Futureは27枚。極端な枚数じゃなかったので助かりましたが(笑)、Futureの入手にはかなり手こずり、最終的にはベケ値の数倍の条件でティムコレクターの知人から譲ってもらいました。何度見ても惚れ惚れするデザインです。



こうやって改めて自分のコレクションについて振り返ってみると、それぞれのカードにまつわる喜びや苦労など、様々な思い出が蘇ってきます。私がティム・ハーダウェイのカード収集を本格的に始めたとき、手元にあったカードはわずか20枚程度でした。それが今では、お気に入りの10枚を選ぶことにも苦労するほどの充実したコレクションになりました。そのことを感慨深く思うと同時に、これまでにトレード等でお世話になった多くのカードコレクターの皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。至らぬところも多いかと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。