クエンティン・リチャードソンがヒートへ


ヒートとウルブズの間でトレードが成立し、クエンティン・リチャードソンがヒートへ、マーク・ブラントがウルブズへ、それぞれ移籍しました。


リチャードソンの加入により、ヒートは手薄になっていたSFの補強に成功しました。しかも見返りとして放出したのが、8ミリオン近い高額年俸ながら昨季はほとんど出番がなかったブラントですから、ヒートにとっては願ったりかなったりのトレードだったと言えます。リチャードソンは、開幕からSFのスターターを務める可能性が高いでしょう。


また、リチャードソンはともにシカゴ出身であることからドウェイン・ウェイドとの親交が深く、ウェイドも今回のトレードを歓迎しています。


ちなみに、今オフにリチャードソンがトレードされるのは、今回でなんと4回目。ダーコ・ミリチッチとの交換でニックスからグリズリーズにトレードされたのを皮切りに、ザック・ランドルフとの交換でクリッパーズへ、さらにセバスチャン・テルフェアらとの交換でウルブズ入りを経て、今回のヒート移籍となりました。彼にとってはなんとも大変なオフになってしまいましたが、他のチームを見返す意味も込めて、来季の活躍を期待したいところです。