海外コレクターからのメール


先日、コレクター仲間の友人CHROME氏のブログで「海外コレクターからメールが来た」という記事が書かれていたのを見て、自分のところにも過去に何度かメールが来たことがあるなぁと思っていたのですが……その数日後に海外からのメールが届いたので驚きました。(笑) 海外コレクターからのメールはいつ以来か思い出せないぐらい久々ですが、このタイミングで届くとは不思議なものです。


メールの内容は、「自分は 97-98 Stadium Club の Co-Signer を収集していて、あと2枚ですべて揃うんですが、そのうちの1枚があなたの持っている T.Hardaway/C.Drexler です。もし可能であれば譲ってもらえませんか? 高額で買い取ります。」というもの。こちらのマイコレだと承知の上でのメールだったので、よほど欲しかったのでしょう。もちろん、丁重にお断りしましたが。ちなみにメールをくれたコレクターはオランダ人だったので、「今年のワールドカップでオランダと日本は同組ですね。」と返信したところ、「自分は、本田がプレイしていたVVVフェンロのホームタウンから20マイルほどのところに住んでいます。」との返事がありました。おそらく彼とのやり取りはこれが最初で最後になるでしょうが、こういう国境を越えた交流ができることもトレーディングカードの醍醐味の一つだなぁと改めて思いました。


ところで、海外のコレクターからのメールは過去にも何度かありましたが、その中でも最も印象に残っているのは、「自分がよく書き込んでいる掲示板に、ティムの7枚限定Buybackを入手したという書き込みがあるんだけど、興味ある?」というもの。メールを受け取ったときはかなりビビりました。喉から手が出るほど欲しいカードだったことに加えて、わざわざそのことを知らせてくれるメールが海外から送られてきたことが驚きでした。このメールのおかげで、書き込んだ本人と直接連絡をとり、金銭トレードで譲ってもらうことができたのですが、この経験は私のコレクター人生の中でもトップ3に入るほど印象深いものです。トレーディングカードという趣味の奥深さをこれほど痛感したことはありませんでした。


あれからもう2年ぐらいは経ったでしょうか。奇しくも、親しいコレクターさんの間で海外コレクターとの交流が話題に挙がっていたこの時期に、海外からのメールを受け取ったことには不思議な縁を感じてしまいます。