探し続けること9年


選手別カードコレクターにとって、収集選手の未所有カードを入手することは、それが安価なカードであっても嬉しいものです。ましてや、そのカードが何年にもわたって探し続けてきたものであれば、その喜びもひとしおというものです。


私の場合、ティム・ハーダウェイをメインで集め始めて早15年近く、おかげさまで大半のカードを入手できましたが、未だに入手できていないカードはどれも入手が極めて困難なものばかりです。そんなカードを入手できたときの喜びといったら、それはもう半端ではありません。


つい先日、そんなカードを1枚入手することができました。それがこちら。



01-02 Upper Deck #426 (Retail Version)



キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!



単なる1枚のレギュラーカード。このカードがカードショップの店頭で100円で売られていたとしても、ほとんどの方は見向きもされないでしょう。しかし、古くからのコレクター、特に選手別のコレクターの方なら、リテイル限定が意味する重みをご理解いただけると思います。


01-02 Upper Deck には、サブセットの一部に限ってリテイル限定版が存在し、同じカードナンバーでもホビー版とリテイル版で使われている写真が違います。リテイル版はもともと開封される絶対量が少ない上に、レギュラーカードとなると価格も非常に安価なため、市場への流通自体がほとんどなく、入手は困難を極めます。このティムのカードも、ベケ値で言えば1ドルにも満たないようなカードですが、発売当初から探し続けて9年目にしてようやく入手することができました。当時、小学1年生だった子供がいまや高校1年生になってるってことですよ。そう考えると感慨深いものがあります。


ティム・ハーダウェイのカードのフルコンプリートへの道はまだまだ先が長いですし、それを実現できる日が来るかどうかも分かりませんが、少しずつでもゴールに近づいていければと思う次第です。