WHITE HOT ENDING


マイアミ・ヒート、2006年以来6年ぶり2度目のNBA制覇!


初優勝から早6年。6年前のあのときも今日も、職場のパソコンを見ながら優勝の瞬間を迎えました。感激のあまり仕事が全く手につかなかった6年前と比べると、今日はかなり落ち着いていましたが、やはり感慨深いものがあります。この6年間、本当にいろんなことがありましたから。初優勝の最大の功労者だったシャックが去り、1シーズン15勝というどん底に沈んだのが07-08シーズン。当時は、2度目の優勝は当面(もしかすると一生)経験できないだろうと思っていました。その4年後に優勝するなんて想像さえできませんでした。


2年前の夏、ヒートは全く別のチームに生まれ変わりました。長年のファンとしては、複雑な思いを少なからず抱いていたのも確かです。しかし今では、多くの挫折と批判を乗り越えて優勝を果たしたチームを心から誇りに思います。


中でも最も多くの、憎悪にも似た批判を浴び続けてきたレブロン・ジェイムズ。過去2回出場したファイナルでは力を発揮できず、大舞台に弱いというレッテルを貼られてきましたが、今年のプレイオフでの活躍がすべてを帳消しにするでしょう。ファイナルでの活躍ももちろんですが、最も印象的だったのは、2勝3敗の崖っぷちで迎えたセルティックスとのカンファレンスファイナル第6戦。チームは3連敗中、しかもアウェイという絶体絶命の状況で、45得点、15リバウンドの獅子奮迅の活躍。ヒートが優勝したことで、この試合はNBA史上でも語り継がれるものとなるでしょう。


他にもいろいろと書きたいことはありますが、このぐらいにしておきます。今晩は優勝の喜びに浸ります。