Michigan Wolverines


ティム・ハーダウェイ Jr. が3年生となったミシガン大が好調を保っています。12-13シーズンの成績は現時点で7戦全勝で、なんと全米ランキング3位! さすがに3位というのはちょっと過大評価な気もしますが、チームとして高い評価を得ていることは確かです。今日行われたアウェイでのブラッドリー戦にも勝利し、今後は当面ホームでの格下相手の試合が続くことから、連勝記録はまだまだ伸びそうです。


そんなチームの中で、ティム Jr.はチームリーダーとして堂々たる活躍を見せています。今季の成績は、平均16.6得点、5.7リバウンド、1.7アシスト、FG成功率 54.9%、スリーポイント成功率 37.5%。先日行われたNIT Season Tipoff Tournamentでは、チームを優勝に導き、トーナメントMVPを獲得しました。昨季まではシュートの好不調の波が激しく、FG成功率の低さが課題でしたが、今季は一皮むけた印象を受けます。


そんなティム Jr.とともにチームを引っ張るのが2年生PGのトレイ・バーク。16.6得点、2.9リバウンド、7.1アシスト、FG成功率46.7%、スリーポイント成功率34.4%の成績で、チームの司令塔として存在感を示しています。さらに、グレン・ロビンソン3世が12.3得点、7.0リバウンド、ニック・スタウスカスが14.3得点、3.1リバウンドと、2人の1年生が活躍を見せているのもチーム躍進の原動力となっています。グレン・ロビンソン3世は、バックスなどで活躍したグレン "ビッグ・ドッグ" ロビンソンの息子です。ちなみに、チームにはアル・ホーフォード(アトランタ・ホークス)の弟のジョン・ホーフォードも所属しています。


一昨年、昨年と、NCAAトーナメントでは悔しい負け方をしたミシガンですが、今季の好調ぶりを維持できればNCAAトーナメントでの上位進出も十分狙えるでしょう。ひょっとすると、あのファブ5でさえ成し得なかったNCAAトーナメント制覇だって夢ではないかも!? さすがにそれは気が早すぎる話でしょうが、そんなことも期待してしまう勢いが今季のチームにあるのは確かです。そして、これまた気の早い話ですが、ティム Jr.のNBA入りの可能性も!?なんてことも考えてしまいます。今季のミシガンの戦いから目が離せません。Go, Blue !!