もう一つの密かな野望


ティム・ハーダウェイのカードを本格的に集め始て早15年目。そりゃ年もとるわけだと思ってしまいますが、そんな私の目標は、常々公言しているとおり、ティム・ハーダウェイの 1of1 を除くすべてのカードをフルコンプリートすることです。一方で、カードコレクションに関して、実は昔からもう一つの密かな野望を抱いていました。それは…



ティムコレクションの全カードの画像をネット上で公開すること。



自分のコレクションを多くの人に見てもらいたい(そして「凄い!」と言ってもらいたい)という思いは、カードコレクターなら誰しもが持っているものだと思います。しかし、ティムコレクションのカード数が膨大でそう簡単に持ち運べないことに加え、気軽に持ち運ぶこと自体にもリスクが伴います。万が一、ティムコレクションを抱えた状態で雨宿りできないような場所でゲリラ豪雨にでも遭ったらと想像しただけで、背筋が凍る思いです。(汗)


そこで思い立ったのが、ネット上での公開。既にHP上で一部のカードの画像は公開していますが、フルコンプリートを目標に掲げるコレクターとしては、やはりそれでは物足りません。レギュラーカードも含めて所有するティムの全カードを、裏面も含めて公開したいと思っています。やるからにはとことんまでやるというのが、コレクターとしての私のモットーですので。(笑)


もし実現できたら、現在のような「カードギャラリー」ではなく「カードミュージアム」という名前にしたいなぁと思っています。自分のコレクションを多くの人に見てもらいたいという1コレクターとしての純粋な欲求も大きいのですが、それと同時に、過去のカードの名称やデザインを調べられるツールとしても有意義ではないかと思うのです。


ただ、それをいざやってみようとなると、大きな問題が2つ。1つは、1000種類を超えるティムコレクションの表裏両面のカード画像の容量。一昔前まではその時点で実現は難しいと考えていました。ただ、最近では画像や動画を保存・公開することができるサイトも増えてきたので、容量面の問題はクリアできると思われます。そして残るもう一つの問題が…



時間がないこと…。 _| ̄|○



作業は子供達が寝てからでないとできないし、仕事で帰宅自体が深夜ということも珍しくない。スキャンする枚数も膨大だし、1枚の画像の加工にも結構な時間がかかる。最近、実際やってみたらどんなもんだろうと試しに作業に取りかかってみたのですが…そりゃもう、時間のかかることかかること…。(苦笑) 手応えとしては、1シーズン分で1ヶ月ぐらいはかかるんじゃないかという感じ。ティムのNBAデビューが89-90、引退でいったんカードの発行が(ほぼ)終了となった最後のシーズンが02-03、Panini の参入により新作カードが再び本格的に発行されるようになったのが09-10で、現在に至る。つまり…



1年では完成しない計算…。 _| ̄|○



現実は厳しい…。(苦笑) というわけで、ティムコレクションの「カードミュージアム」の公開は当面はありません。ただ、スキャンの作業自体はコツコツと進めていますし、いつの日にか…という思いはあります。気長にお待ちいただければ幸いです。