2014年を振り返る(その2)


昨日に引き続き、2014年を振り返ってみようと思います。今回はNBAカードの話題を中心に、部門別の形でお届けします。



◎ Tim Hardaway Card of the Year



13-14 National Treasures / Treasured Tags Autographs (/2)


今年入手したティムコレクションの中で、最も印象深いものがこちらです。私の収集対象カードの最少シリアルである2シリ、しかも大人気のタグオートということで入手は困難かと思っていましたが、なんとか入手することができました。デザイン的にも秀逸で、今年入手したカードの中では最もお気に入りの1枚です。ただ、2シリクラスのタグともなると相当な高値になるので、できればこの手のカードは発行してほしくないというのが本音でもあります。…と思っていた矢先に、今度は Exquisite Collection に2シリのシューズオートがラインアップされたわけですが…。



◎ All-Hardaway-Card 1st Team


 
 
13-14 Panini Prizm / Black Prizms Mosaic (1/1)
13-14 Panini Flawless / Transitions Autographs Emerald Mavs (/5)
13-14 Panini Flawless / Transitions Autographs Emerald Nuggets (/5)
13-14 Panini Flawless / Transitions Autographs Emerald Pacers (/5)


続いては、今年の新着ティムコレクションのトップ5を All-Hardaway-Card 1st Team として選出しました。1枚が最初にご紹介したタグオートなので、残りの4枚。希少性だけでなくデザイン的にも秀逸な Prizm Black Mosaic は文句なし。残る3枚は 同一ブランドの同一インサートという結果となりました。選手の所属チームの数だけ写真のバリエーションがあるというアイデアは、個人的には凄く気に入っています。まぁ、やるなら Flawless じゃなくてもう少し安価なブランドでやってほしかったというのはありますけど。(笑) ウォーリアーズとヒート以外の写真が使われたオートは初めての発行ということで、マブスナゲッツペイサーズの3枚の選出です。



◎ Brand of the Year



13-14 Panini Prizm


これは好みによって意見が分かれると思いますが、デザインやパラレル構成など個人的にお気に入りだった Prizm を Brand of the Year としました。厳密に言えば発売は昨年ですが、ツイッターで盛り上がったのが今年に入ってからということもあり、このブランドとさせていただきました。ジャンボ版やリテイル版などに細分されますが、それらをひっくるめて Prizm としての選出です。基本的にパラレル大好き人間なので。(笑) 最少シリアル数が(1of1を除けば)10枚と良心的なところもいいですね。(笑) また、後述するとおり、今年最大の引きを達成できたブランドでもあります。



◎ Trade of the Year



14-15 Panini Prizm Prizms Gold Pulsar (/10) / Tim Hardaway


今年1年、ツイッターの影響もあって昨年とは比べ物にならないほどたくさんのトレードが成立しました。トレードでお世話になった皆様、どうもありがとうございました。^^ そんな中から選んだ、今年トレードで入手したもっともビッグな1枚がこちら。なんとこのカードが手元に届いたのは今日。(笑) 大晦日に届いた1枚が滑り込みの大逆転で Trade of the Year に選出です。こちらはツイッター経由で No.3さんからお譲りいただきました。ツイッター上で引き当てられた直後に紹介されたのを目にして、速攻でオファーを出させていただいた次第です。(笑) メイン収集選手の5シリや10シリといったカードはめったに見かけないため、多くの場合は eBay などで入手することになりますが、こういうレアカードをトレードで入手できたときは喜びもまたひとしおです。No.3さん、この度は誠にありがとうございました。^^



◎ Pull of the Year



13-14 Panini Prizm Autographs / Tim Hardaway Jr.


価格という意味ではそれほどでもありませんが、今年1年の開封のハイライトは間違いなくこの1枚ですね。昨日の記事でもご紹介したティムジュニアのオートです。ボックス開封の数も限られた中で、Prizm Jumbo 1パックから引き当てることができました。もちろんジュニアのオートは初自引きです。2013年もコービーを引き当てた Prizm とは相性がいいみたいですね。(笑) 1年後には、是非ここで「ティム親父のオート初自引き」のカードを紹介したいものです。



◎ 大往生 of the Year


この部門はツイッターをやっていない方には何のことやら分からないと思いますが、ご了承ください。(笑) そもそもタイトルからして意味不明かと思いますが…。^^; 「大往生」とは、今年の初旬、ツイッター上でカードの開封報告が行われ始めた頃、開封の結果が大撃沈だったときのことを表す言葉として私が使い始めた表現です。実は、辞書的には「天寿を全うして安らかに死を迎える」という正反対の意味なんですが。(笑) まぁ要するに、今年1年でもっとも撃沈したカードということですね。結果は…




13-14 Timeless Treasures Timeless Talents / Luc Longley



13-14 Gold Standard Gold Season Autographs Redemption / Dan Majerle


どうしても1枚に決められなかったので同時受賞という形で2枚に。(笑) 詳細を書くと凄く長くなる(笑)ので割愛しますが、今では当たり前の光景になったツイッター上での開封報告をほとんど誰もやっていなかった頃、私がLIVE開封という形でツイートし、そして壮絶に撃沈した2箱のトリを飾ったのがこの2枚だったのです。(笑) 私にとっては今年1年のツイッターでのカードブームを象徴する思い出深いカードなので、敢えてこの部門を作ってみました。ちなみに、上の写真はLIVE開封した際に使用した画像をそのまま使っています。ロングリーは引き当てた直後に放出済み、マーリーのレデはまだ返ってきていません。(笑)


こうやって振り返ってみると、ツイッターの影響力というものを改めて痛感させられます。ツイッター関連の思い出深いエピソードはたくさんありすぎて、ここではとても語り尽くせないぐらいです。


ちなみに、2014年のブログ更新回数は今回を含めて40回。2013年の98回から半分以下に減ってしまいました。今年はツイッターでの活動がメインになっていた時期が長く、その影響でブログの更新が滞りがちになってしまいました。来年はもう少しブログの方の更新回数も増やさないといけないなぁと痛感しております。


更新といえば、今年はついに「03-04 NBA観戦記」を完結することができました。渡米から完結までに丸10年もかかるなんてお恥ずかしい限りですが、ようやく自分の中で一つの節目を迎えることができたという意味で、私にとっては感慨深いものでした。


そしてもう1つ、今年はヒートファンとして忘れることができない出来事がありました。偶然にも観戦記を完結したまさにその日に、レブロンがキャブスへの復帰を表明。4年連続NBAファイナル進出、2度のNBA制覇を達成した BIG 3 の時代は幕を下ろしました。20年近くヒート一筋で応援している身として、かつてはレブロンへの複雑な思いを抱いていた時期もありましたが、今では感謝の気持ちしかありません。そして、新たなチームとしてスタートを切ったヒートを、私はこれからも応援し続けていくでしょう。ヒートファンだけでなく、NBAにとって2014年が一つの大きな節目となったことは間違いありません。


こうやって振り返ってみると、この1年間の思い出がいろいろと思い浮かんできます。本当に充実した1年だったなと思います。今年1年間、様々な場面でお世話になった方々、ブログを読んでくださった方々、ツイッターでフォローしてくださった方々、すべての皆様に御礼申し上げます。1年間大変お世話になり誠にありがとうございました。稚拙なサイトではありますが、今後とも「NBAの館」どうぞよろしくお願いいたします。